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スキンケア 

ベストなホームケアの選び方

お客様とお話していると、何かおすすめのお化粧品はありますか?
と聞かれることが多々あります。

もちろんあります。
サロンでは、私自身が厳選したお化粧品も取り扱っているので、お悩みをお聞きしてお客様に合いそうな商品をおすすめすることもあります。

自分にぴったり合う化粧品を探し当てるのって本当に難しいんです。
日本だけで1000社以上の化粧品会社があると言われています。
海外を含めると一体何千社?何万社?
その中から自分のベストブランドを選ぶのは至難の業です。

ですが、ベストは探せなくてもこれは避けた方がいいよ、という基準はあります。
私の考えではありますが、美容業界では概ね自然に受け入れられていることでもあります。
本日はそれをお伝えしようと思います(^^)

 

目次

選ばない条件

化粧品を選ぶ条件はすごく難しいんです。
好きな芸能人が使ってるとか、ネットで人気ナンバーワンと言われても、使ってみると肌に合わない・・・
なんてことが結構あります。


当たり前ですが、顔が違うように肌質も一人一人違いますから、万人に良いものはありません。
だからこそチョイスが難しいお化粧品選び。
実際使ってみて、肌になじむか?効果を感じれるか?使い勝手は良いか?
その都度判断するしかありません。


反対に、“選ばない条件”はいたって簡単。
それは、 粗悪な製品です。
粗悪な製品ってどんなもの?と聞かれると、


分かりやすい例でいうと、
100均の化粧品は粗悪です汗
あまりに安価なものは、美容成分はほとんど入っていなくて香料や保存料の質が悪いので、肌に悪影響を及ぼします。
100均以外にも、粗悪なものを選ばないための注意点がありますので、ご参考までにお読みください。

ドラッグストアコスメ

手軽に化粧品を購入できるドラックストア。
すごく便利ですが、並んでいる化粧品に内容が良いものはほとんどないようです。


全国のドラックストアに並んでいるということは、それなりのロットで作られているということ。
要するに大量生産品がほとんどです。
大量生産して売るためには・・・


・大量生産で価格を抑えるために成分が薄い、または低品質のものを使う
・全国規模なので輸送費などの経費がかかる分上乗せされる
・長期間の保管に耐えられるよう保存料が多く入っている、または保存料の質が悪い


ドラックストアに並ぶとなると、どうしてもコストを下げなければならないので、安い成分、保存料を使ってしまいます。
それが肌にとって本当によくありません。
効果がないだけではなく、肌質を落としてしまう原因になる可能性も高いです。

大手ブランドコスメ

テレビCMで流れている大手ブランドのコスメもあまりお勧めしません。
理由は、ドラックストアコスメとほぼ同じなのですが、
さらに化粧品代金の中に“宣伝費”が入っているというところです。


芸能人やモデルさんを起用することが多いテレビCMやポスターなどの販促品。
キレイな方がPRされていると、ついつい買ってしまいますよね!
でも、有名人をCMに起用するのには何千万~億の世界です。


そのお金を回収するところは、化粧品をたくさん売るしかありません。
化粧品の価格の中には結構な割合で、宣伝広告費が入っています。
ですので、宣伝広告が派手な商品の質は、、、高くないと考えて良いと思います。
テレビやYouTubeでたくさん流れている商品は要注意です。


宣伝広告より、研究や商品開発に予算をかける会社の方が信頼があります。
そういう会社は見つけにくいというところが難点ですが・・・(^^;



無添加化粧品

無添加化粧品と聞くと、肌にやさしそうと思ってしまいますね。
でも実は無添加という明確な基準はないのだそうです。
それぞれのメーカーが、肌のアレルギーを引き起こすもの、例えば防腐剤や合成香料、合成色素などを入れず、刺激の少ないように作った化粧品を無添加化粧品と言います。


無添加のメリットはアレルギーや肌荒れを起こしにくいということですが、
デメリットとしては、


・保存料(防腐剤)を使っていないので製品の使用期限が短い
・合成香料が使われていないので香りがない
・肌に負担は少ないが効果も感じにくい


というところです。
保存料を入れていないので、当たり前ですが製品の質が落ちるのが早い。
そのため、栄養価の高い成分をたっぷり入れることは難しいのです。
そういうものって、フレッシュな分腐りやすいので。


無添加も悪くはないですが、40代からはまずはエイジング力の高い成分の入った化粧品を使うことが第一条件です。
今は保存料も、効果と安全性を兼ね備えた物が開発されています。
無添加だから安全で良い、保存料が入っているから肌に良くないという考えは少し違うかな、と感じています。


30代から無添加化粧品を使ってきて、問題はないけど物足りなくなってきた、徐々に乾燥しやすくなってきている・・・というご相談はサロンでも結構多いです。
良さが、無添加だけの化粧品からそろそろ卒業する時期かもしれません。

賢い化粧品の選び方

いろいろ書きましたが、選ばないポイントは分かったけど、じゃあどれを買えばいい?
となりますよね。


いちばん良いのは、
この人お肌がきれいだなぁ~と思える身近な方に尋ねることです。


美意識の高い方ならご自身が使用しているブランドを教えてくれるはずです。
行きつけのサロンがあるなら、そこで販売しているサロン化粧品を使ってみるのも良いかと思います。


もちろん、使ってみたけどあんまりかな~という場合もありますね。
そういう時は一度サロンやメーカーに相談してみて改善策を探してみる。
それでも使い心地が良くない場合はチェンジする。
最後は自分の感覚で決断しましょう(^^)


アンテナを立てていると評判の良い化粧品情報は際限なく入ってきます。
周りに聞いて回ったり、ネットで調べたり、いつも情報をキャッチできるようにしておくと良いでしょう。
そして、これいいかも?という化粧品に出会えたら、
正しい使い方で長期間使用することが大切です。


たくさん情報を聞くと、あっちもいいかも?と浮気したくなる時もありますが、できるだけ丁寧に長く使うことをおすすめします。
使う量、順番、塗布の仕方、一つ違えば効果が全く変わりますし、ブランドをコロコロ変えていては肌が不安定になります。
正しく丁寧に長期で使うということがいつまでも美しい肌を保つ秘訣です。
3年~5年使用後、肌の状態が年齢と共に変わってきたらまたチェンジを考えましょう。


以上、少しでも参考になれば幸いです(^^)

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